オークション詐欺
オークション詐欺とは?
昔は掲示板やフリーマーケットなど個人売買は結構面倒なもので大変なものでしたが、最近はネット上のオークションを利用する事で、比較的誰でも簡単に個人売買をする事が出来るようになりました。
でも容易になった分、ネットの匿名性を利用してオークション詐欺も増えてきました。
オークション詐欺は何も買い手側だけのものではなく、出品する側が騙される事もあります。
「入金したのに品物が来ない」
「郵送して品物は届いているはずなのに入金がない」
騙す意図があるないに関わらず、ネットオークションでは常にこういったトラブルがあります。
不注意で入金が遅れたり、郵送が遅れたりする場合以外に最初から騙す目的で取引をする人がまれにいます。
騙す目的で取引をする人の場合は架空の名義や住所・連絡先によって取引する場合も多いので・・・・・・
「苦情の連絡が出来ない」
「住所まで行っても存在していない」
など個人では解決できないトラブルになる事が多く、解決には時間が掛かるので取引前に十分な注意が必要になります。
オークション仲介業者の多くはこういったトラブルを防ぐ為に第三者仲介の受け渡し方式を利用したり
(信用できる第三者が代金と商品を両方受取り、問題がなければ双方に入金・発送する方法の事)
出品者の評価制度やトラブル事例などを紹介していますから、実際に取引を始める前に十分なトラブルに対する知識を持ってから、オークションを始めましょう。
もしオークション詐欺の被害にあったら・・・
オークションで入金したのに商品が届かない・・・・・。
相手に連絡してみると
「手違いで発送が遅れましたので、しばらくお待ち下さい」
こう言われてしばらく待っている事に。
ところが1週間たっても2週間経っても商品が届かないので、連絡してみると連絡が付かない。
詳しく調べると連絡先の住所も架空のものだった・・・・。
こうなって始めてオークション詐欺に気が付くので、気が付いた時点で相手が見つからずに途方にくれてしまいます。
もちろん取引前に注意して、オークション詐欺に遭わない様にする事が大事ですが、それでもこういった被害に遭った場合は相手とのやり取りの記録(メールや電話など)を持って、早めに警察などに相談するようにしましょう。
警察等に相談する場合は証拠となるやり取りの記録等が必要になり、相手が架空名義・架空の住所である場合など騙す目的である事が明白な場合は詐欺として捜査によって、相手を探し出してもらう事が出来ます。
又、オークション仲介業者にはオークション補償制度もあり、仲介業者の規定する補償対象であれば相手に代わって、オークション仲介業者が補償してくれる場合もあるので、オークション利用前に利用する業者の補償制度についても、十分に確認して置くようにしましょう。